不動産は土地も指していて、宅地のみならず、山林や農地も売買が可能ですが、所有権に関するトラブル、借地の立ち退きに関するトラブルも未だに耳にします。不動産に関しては各種の専門家がいます。マイホームのための不動産購入を考えてみましょう。一般に、土地探しからとなれば不動産業者が仲介します。ここでは宅建士が相談相手になり得ます。また、建物を建てる場合には、建築業者に施工依頼をしますが、ここでは一級建築士、設計士が相談相手です。土地の購入や建物の建築では登記が必要で、ここでは土地家屋調査士や司法書士が活躍しています。ちなみに、この登記に関しては建築確認や登記申請をするために管轄の役所で手続きをするので、役所の建築課、法務局なども不動産の専門家に値するでしょう。こうしたプロがいるからこそトラブルも解消できます。また、各専門家の所属する団体では、相談窓口を開いてくれていますから、そこで相談してもいいでしょう。トラブルに見舞われ、解決が難しくなれば、弁護士、自治体の法律相談所に相談しましょう。